ビジネスウェルネス倶楽部Business Welness Club

新説「女の敵は女」どうしたら解決できるのか

 サービス部門は女性が多い職場ですね。昔から「女の敵は女」と言いますが、男性社員には言葉は知ってはいても「ピン!」と来ないのではないでしょうか。職場の中で女性同士が衝突する第一の理由は、「他者の生き方、他者の仕事の仕方、価値観を認めない」ということからはじまります。

 感情分析者の黒川伊保子さんは「妻の取り合い説明書」という著書の中で、女性は共感をもとめ、男性は問題解決を求める、という名文があります。そのとおりだと思います。女性は自分の考え方に「共感」してくれない女性に対しても、怒りを感じるのでしょう。ましてや、「同じ職場にいるのに」という思いがより強い敵対視をつくりだすのでしょう。

 女性が多い職場では、このあたりを理解したうえで「女性リーダー」が実力を発揮することが必要です。男性が一人でもいると落ち着きがでる、という解決策が選ばれてきましたが、それは会社にとって利益につながることでしょうか。

 確かに、問題解決を求める人がいれば、とりあえず職場は回るでしょう。ですが、いずれはその彼に対しても、女性は刃をむけます。どういうわけか、女性は群れで攻撃を開始するのですよね・・・。

 女性の多い職場を束ねるリーダーシップを発揮するのは「女性リーダー」であることがよいのです!「共感」を優先する思考は、ロジカルさの低い次元で発生します。ですから、共感の必要性をもロジカルに仕事の中に組み立てることができる「女性リーダー」がよいのです。男性には「どうすると共感したことになるのか」という課題がありますから、女性リーダーがよいのです。

問題は、「感情」の出し方を心得ている「ロジカルさ」なのです。女性の働き方には、「ロジカルワーキング」が必要です。ロジカルワーキングはこれからの女性の働き方を象徴する考え方です。

 5月15日(水)女性リーダーのためのTPM講座 セルフリーダーシップ×ロジカルワーキングの公開講座を開催いたします。たっぷりとロジカルワーキングをご説明いたします。5月1日より動画で本講座の基礎編を公開いたします。ぜひ、ご視聴ください。