毎日のニュースの中で、目を疑うようなこと、耳を疑うようなことがいっぱいあります。
1月17日、日本電産は「これまでの長い経営経験でも見たことがないほどの落ち込みだ」と永守会長兼最高経営責任者が売り上げの急減を発表しました。2019年3月期の業績予測は6年ぶりの減益だそうです。
堅調な企業だと誰もが思っていたのに・・・。世の中、何があるかわかりません。新分野への増強投資は計画通りだそうですから、減益理由になった部門には「配置転換」が行われるのかもしれません。最近、よく耳にする「方程式」のようにも聞こえます。
ビジネスパーソンのプロフェッショナルシップは、停滞しているわけにはいかないのです。働き方改革で出来た時間的余裕にプロフェッショナルシップを発揮して、専門性能力の向上にあてなければ・・・。
製薬会社のエーザイでは、退職希望100名の募集に対して、300名が応募し、実施されることになりました。きっと、専門性能力を磨いた人たちなのでしょう。その一方で、3倍の希望退職を受け入れるために、残った社員の配置転換を行うのだそうです。
市場価値を求めた社員と社内価値を求めた社員、それぞれの苦悩があることでしょう。ですが、自分で人生の方針を決めた市場価値派は、晴れやかな想いでしょう。社内価値派は、自分のビジョンをどう置き換えることで、配置転換を受け入れて行くのだろう。
今までの働き方では企業と個人がそれぞれにのびやかに生きてはいけない関係になるのではないでしょうか?セルフリーダーシップを有する人たちは市場価値を求めて、企業との関係性を悩みます。
企業は配置転換という努力を社員にもとめます。悩むばかりです。
長崎のハウステンボスにあるロボットが仕事をする「変なホテル」では、AIの進化に伴い、「旧型」と判断されたロボットはリストラされているそうです。学習進化型ではないからだそうです。まるで、人間界と同じですね。
セルフリーダーシップがあり、ビジョンがあるから、プロフェッショナルシップが上手く発動し、新しい専門性能力を獲得します。
企業はまだ、「経営側が社員へのリーダーシップを発揮している」と勘違いをしてはいないでしょうか?社員との関係性に「パートナー」という意識が存在していないのではないでしょうか?
人間は、ロボットのように無抵抗ではありません。セルフリーダーシップを身につけ、発揮するようになります。そのときに企業経営層はどのように社員と向き合うのでしょうか?
今こそ、人材教育の土台を変えるべきときです。
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