事実はどういう視点から見るのかでも意味合いが変わります。
「失敗は事実を拒否する姿勢からはじまる」というのは、事実をどういう視点から見るのか、という冷静な判断と覚悟、そして事実がおよぼす結果を受容れる必要がある、という意味です。ですが、失敗する事業を展開する人たちは、事実と結果を切り離し、都合の良い解釈をします。そのことに気づかぬふりをする人もいます。混沌とした経済状況の中においては、この考え方を戒めとすることが大切です。