わかってはいてもなくならないのが「ミス」です。どうしてミスは起きるのでしょうか?
「1つの曖昧さが火種になる覚悟をもつ」というのは、まさにハインリッヒの1:29:300の考え方です。一つの曖昧さは「異常」の始まりであるということです。「曖昧さ」というのは、「問題視するか否か」という判断をしていないということです。つまり、これが「ミス」です。この時に「異常では?」と疑い、その先に潜む「大きな異常」にたどり着いていれば、爆発の火種にはならないということです。