回答を求められたとき、表層的な答えはある程度の専門知識があればできます。本質的な回答は聞き手の慎重さ、思慮深さによって引き出されます。
「本質を心得る」というのは、聞き手、応え手の双方が、その必要性を理解していてこそ、向き合うことができます。
リスクの火だるまに企業が陥りはじめると、聞き手の「本質を心得る」思慮深さがなくなってしまいます。