急いで結果を出す必要があるとき、穏やかに企画を立てる時間があるとき、この1つの場面では、全く指示の出し方も、ダメ出しも異なります。
「時は金なりを実践する」というのは、『Remember that time is money』というベンジャミン・フランクリンの言葉を彼の自伝にある「益になる時間を過ごす」という意味に置き換えてみよう、ということです。
「益になる時間」とは、その時の「益」を見定めて、そのときの振る舞いや行動を変えようということです。当然、部下指導でも変えることが必要です。「育成」とは、そういう判断力をも指導することです。